ラテンビート映画祭『VIVA』観た。スタッフの青年が幕の向こうのドラァグクイーンに憧れる話かと思ったらそんな軽いものではなく。家族、現実、男、女、金、葛藤、愛の渦巻く傑作。劇中歌も最高、口パクなのに泣かされるエナジー。絶対DVD化してほしいけど劇場のあの迫力で観るのには敵わないな。
マッチョな父とナヨナヨの息子の対比か〜マチスモとか聞いたことあるしなあ位の軽い感じで父親との再会シーンを見ていたけど、後半はそれどころじゃなくなってしまったもんな。お化粧をしたヘススの強い目、凛としたパフォーマンス。ドラァグクイーンが好きだ。なんとなく、中村明日美子『Jの総て』を読み返したくなった。
