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『サンタが殺しにやってくる』に投稿された感想・評価

記録。
聖夜の返り血。

季節柄TLにクリスマスムービーが溢れかえる今日この頃。ほっこりするレビューに心洗われ、よし自分も!とは思ってみたものの選んだのは何故かコレでした。

幼少期にサンタ(の格好したパパ)がママの股ぐらに顔を埋めている姿を目撃して以降、異常にサンタへの執着を持つようになったハリー。おもちゃ工場の管理職として働く彼は自らサンタとなり、良い子へのプレゼント配りと悪い大人(自分基準)の粛正に乗り出す…。

その邦題の通り、サンタのコスプレしたオッさんが人を殺す内容で、聖しこの夜に真っ向から中指立てるような反骨精神は見上げたもの。40年前の作品であることを踏まえるとなかなかロックじゃん。

とはいえ、それほどサクサク殺っていくこともなく、主人公である殺人サンタことハリーの鬱屈した日常の居た堪れなさと、なんか特有の気持ち悪さが印象に残る。

なかでも、近所の子供たちの部屋を覗き「良い子帳」「悪い子帳」にメモするハリーはかなりの事案。エッチなグラビア好きのモス・ガルシア君は目をつけられているので、同じ趣味を持つ良い子は控えましょう。

どちらかと言えば地味で爽快感に欠く作品なんだけど、不安を煽りまくるキモい劇伴とハリーのねっとりしたキモさが絶妙にマリアージュしてて、クリスマスの煌びやかな雰囲気を台無しにすること請け合い。

最後の最後でメルヘンチックになるのは腐ってもクリスマス映画といったところでしょうか(笑)

今でこそ同系統のホラー映画はそこまで珍しくないけど、ひょっとすると殺人サンタをテーマにした映画の中では最初期のものなのかもしれません。

あ、そうそう。
サンタクロースの衣装って赤いですよね。
その理由って一説によると…。
horahuki

horahukiの感想・評価

3.2
サンタの格好をした奴に気をつけろ!

12月はクリスマス①

幼い頃、ママとサンタに扮したパパがヤッてるとこを見ちゃったトラウマと、兄ちゃんにサンタなんて居ないよと言われたショックでイカレた主人公が大人になって殺人サンタに変身するスラッシャー。

まずはクリスマスホラーの定番から。初めて見たのだけど、もっとハイテンションなスラッシャーかと思いきや、『マニアック』のようなダウナーな主人公の雰囲気がクリスマスに湧く周囲の空気感との温度差を強めていて、暗い気持ちになる悲しげなお話だった。

サンタを信じる主人公は、自らサンタになって良い子にはプレゼントを悪い子には変なものを渡す。そして自分を馬鹿にする奴はぶっ殺すという危なすぎる存在。実際にはそれほど殺しは行わず、サンタへの執着に囚われすぎた主人公の内面的なカオスを深掘りしていくような内容。

両親のヤッてるところを目撃して狂うのは同年の『ナイトメア』と同じ。流行りだったのかな。主人公にとってのサンタは幼さの表象でもあるのだけど、子供への無償の愛情だったり大事に思う心を象徴するものでもあって、子どもを大事にしているようで利己的でしかない大人の汚さへの反抗でもある。

「サンタ」を否定する兄との問答は、まさに人の中の善が存在するのかどうかの問答であり、「サンタ」を証明したい=兄に認められたいと願う主人公の必死の訴えと問答無用で「狂ってる」と切り捨てる兄との会話は悲しくなる。

だから「サンタ」という純粋に子どもを思う存在を幼さとイコールで結びつける本作は凄く厭世的。更にはその思いがファンタジーへと転化するラストもそれに拍車をかけている。ただそんなに面白くなかったのは残念…😅
ノッチ

ノッチの感想・評価

3.0
青年ハリーは子供の頃のサンタの間違った体験から、大人になってもサンタを溺愛するようになっていた。 

そんなハリーは会社でのイジメ等のストレスから、彼の心の闇は深みを増していく。

あるクリスマスの夜、ハリーはピークに達し、サンタの格好してある計画を実行する。

サンタ・クロースが殺人鬼のトラウマ・ムービー。

見るも涙、聞くも涙のおっさんの話。

ジャンルで言えばホラーやサスペンスになるので本来は怖い映画に属するはずなのに、私個人としてはかなり切ないというか悲しい作品に見えてしまったんですよね。

ホラー映画というよりは、一人の男の悲哀を描いたファンタジー映画?と言ったほうが正しいかもしれません。

クリスマスにかこつけてサンタのコスプレでエッチに励むカップルというのはよく聞く話である。 

だがそんなお茶目なカップルも、自分の息子がそれを目撃してしまったおかげでトラウマになり、殺人鬼になってしまうとは思わなんだ。 

こういう事はこっそりやっていただきたい。

思ったより残酷なシーンが少なく、内面の葛藤が描かれるシーンが多いのだが、それも当然めちゃくちゃ…。

84年の『悪魔のサンタクロース』のほうが、遥かにエグイシーンいっぱいです。

単純なスプラッター目当てで見るとガッカリするような作りだが、監督も主演俳優も真剣に作品作りに取り組んでいるのがよくわかる。

良い子達には素敵なプレゼントを配り、悪い子には壊れたオモチャを配る。

ついでに自分をバカにした奴らはオノで脳天をかち割り。

だが、はっきり言って全く煮えきらないこの映画は、誰の為に作られたのだろう?

グラウンドハウスにかけられていたとしても、喜べるシーンは3分ぐらいしかないと思うのだが。

とはいえ、病院で闘病する子供たちにオモチャを寄付のシーンなどは、観ていてほっこりとした気持ちになります。

クリスマスに観るには、あまりにほろ苦く、切ないストーリー。

彼の人生にちょっと涙・・・な、作品です。

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