雰囲気の素敵なダークファンタジー☆
レイ・ブラッドベリ原作をディズニーが映画化した作品です。
その為、お子ちゃま向けっぽくはありますが、カーニバルの不気味さと父子愛が上手く描かれていました♪
10月のある日、田舎町グリーンタウンにクガー・アンド・ダーク魔術団というカーニバル団がやって来る。
名前は妖しげだが、催しモノは普通っぽい。
仲良し男子ウィルとジムが催しに忍び込むと、やっぱり妖しげなことをやっていた!
大人達をおかしくしたり、回転木馬で子供にしたりしているのだ。
2人は、ウィルの父親チャールズに助けを求めるが、カーニバル団に追われてしまい…
カーニバルの団長ダーク役、ジョナサン・プライスの不気味さが最高!
『エビータ』のペロン大統領役だったのね~
礼儀正しさ、威厳、余裕、そしてどこか異様なカリスマ性のあるキャラクタでした!
お子ちゃま2人もなかなか可愛い☆
が、この作品はなんといっても父親チャールズ役が頑張るのです!!!
晩婚で心臓も悪く、ウィルとの意志疎通も出来ず、前半はとにかくパッとしないw
が、彼だけがカーニバルの誘惑に負けず、子供達を信じ、戦ってくれるのです♪
ラストの父子愛には少しほろり☆
カーニバルの占い師役のパム・グリアも、相変わらず色気むんむんでした~
蜘蛛女でしたが…
カーニバル団は奇形や小人を使い、独特の非日常感は不気味で素敵!!!
楽しいのにどこか怖い、ピエロな雰囲気の集団行進はなかなかでした♪
カーニバル団の目的はいまいち分かりませんでしたが、ダークファンタジーな世界観が素敵な作品☆