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永遠の僕たちのXXXXXのレビュー・感想・評価

永遠の僕たち(2011年製作の映画)
4.0
ガス・ヴァン・サント監督の青春ラブストーリー🎬

交通事故で両親を失い、臨死体験をしたイーノックは、太平洋戦争で命を落とした日本兵の幽霊ヒロシしか友達がいなかった。イーノックは、毎日見知らぬ人の葬儀に参列して気を紛らしていた。そこへ余命3ヶ月の少女アナベルと知り合う。

ガス・ヴァン監督のセンスが炸裂した作品!幽霊のヒロシ役は、加瀬亮が演じており、ハリウッドデビューを飾りました。

友達がいないヘンリー・ホッパー扮するイーノックは、喪服を着て毎日他人の葬式に参列する事で、精神の安定を図っていました。
もしや、『ハロルドとモード』を捩ってるのかな?

ちなみにヘンリー・ホッパーは、デニス・ホッパーの息子!残念ながら今作出演以降に、暴行事件を起こしてしまい、今作が最初で最後の映画💦

イーノックは、幽霊のヒロシとチェスをしたり、語りあったりと奇妙な友情を育みます。
ヒロシは、太平洋戦争の亡霊なので、日本空軍のカッコしてる😅 広島や長崎への言及もありましたね。

葬儀の最中に知り合ったアナベル(ミア・ワシコウスカ)と気が合い、2人は結ばれます。しかし、アナベルは不治の病に冒されており、余命3ヶ月...。2人は生の意味を見つめていくって物語。ベリーショートのミア・ワシコウスカがとてもキュート🩷

まあ、映画としてはかなり地味なんだけど、良質な作品ですね。死体ごっこするシーンは秀逸!今こう言ういい塩梅のミニシアター系の作品が、絶滅しつつあるので今作の存在は貴重!!

シネコンでやる映画もいいけど、ミニシアターで見る作品は格別✨
久しぶりに、恵比寿ガーデンシネマに行きたくなりました🥺
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