殺る気なマックス

SIN 凶気の果ての殺る気なマックスのレビュー・感想・評価

SIN 凶気の果て(2003年製作の映画)
3.0
勧善懲悪でない風変わりな復讐劇
ゲイリーオールドマン演じるチャーリーがただの犯罪組織のボスでなく人間味のある役どころで中々良かった

【概要】
警官殺しの犯人追跡中、左腕を負傷し退職した刑事エディ(ヴィングレイムス)
ある日妹がヤク漬けのレイプされた状態で見つかる

妹の復讐を誓うエディだが次第に犯人が麻薬組織のボス、チャーリー(ゲイリーオールドマン)だと知る

ただチャーリーにもエディの妹に酷いことをするだけの因縁があり…




ネタバレ【感想】
胸糞悪くなりそうでならない
結局ことの発端はチャーリーが警官を殺し
逃げてるところ弟のマーティーと遭遇
マーティーがチャーリーの持ってる銃に触れてしまったためその後警官殺しと間違えられ無実の罪で刑務所に
そこで精神おかしくなりマーティーが自殺したことで
チャーリーブチ切れ
エディに復讐するため妹をヤク漬けレイプという感じ

チャーリー最初警官殺してるじゃんってなるけど殺された警官も悪徳警官と割と同情の余地あるのがまたね…

エディも無意識とはいえ悪いじゃんてなるところチャーリー死んだ後(チャーリー自ら死を選ぶ)マーティーの無実を晴らし自分の過ちを公にしようとするところが中々渋かっこいいエンドになっていて良かった

特別爽快さや派手なアクションとかがあるわけではないが人間味あふれる感情のぶつかり合いを見れて
手頃な作品ながら良かった

作品は良かったけどこのDVDジャケ
色合いや絵の感じからして駄作にしか感じないし
見る気起きないから変えた方がいいよ