なかた

ベンジャミン・バトン 数奇な人生のなかたのレビュー・感想・評価

4.2
【人生の尊さについて考えさせられる】

▼概要
「セブン」「ファイト・クラブ」のデビッド・フィンチャーとブラッド・ピットが、F・スコット・フィッツジェラルドの短編小説を映画化。

80代の年老いた姿で生まれ、歳をとるごとに若返っていき、0歳で生涯を終えたベンジャミン・バトンの奇妙な人生を、数々の出会いと別れを通して描く。

08年度アカデミー賞では最多13部門にノミネート。


▼感想
序盤は、年老いた姿から若くなっていくことは、ただの辛い人生なのではないか?と思いながら見ていたが、そんな浅い映画じゃなかった。

◎皆が老けていく中で若返っていくこと
◎人生経験を重ねた状態で若いという武器
◎しかし、仲良い知人は老いていく悲しさ
◎そして、最後は子供に戻っていく儚さ

想像を越えた人生を追体験でき、新しい感情を味わえた気がする。
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