りょーこ

残酷な記念日のりょーこのレビュー・感想・評価

残酷な記念日(1968年製作の映画)
4.0
ベティ・デイヴィスの怪演がこれでもかと拝めるイギリス産60年代ブラック・コメディ

ただでさえ顔圧凄いベティが独眼アイパッチ姿できったないハスキーボイス高笑いをするという地獄絵図にゲボしそうでした(笑)

親が親なら子も子。

歪みきった家族関係にヒヤヒヤするやらイライラするやら、胃薬必須なヤバい作品w



長男ヘンリー
次男テリー with 妻カレン
三男トム with 婚約者シャーリー

3人と連れは、母親(ベティ・デイヴィス)の結婚記念日にやって来た。

毎年恒例ひたすら彼女の嫌味と脅迫と弱点攻撃に耐える1日である。

早速母親の口撃にたじたじになる子どもたちだったが……



登場シーンから近寄ってはいけないババア感200%☆

なんだかんだで見捨てない子どもたちも悪いと思うけど。
全員あれこれ駄目人間。

それを知って完全に手綱を握っている母親は、駄目な所をいちいちつつき、痛め付け、泣いて縋るまで脅迫すら厭わない。

でも結局はかまってちゃんなのだろうな、と。

私なら第一声で大喧嘩からの大暴れして即出ていくのに、みんな辛抱強いなぁと感心しました(笑)

ラストはほんの少しスッキリ( ´∀`)
りょーこ

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