ゆみな

パッションのゆみなのレビュー・感想・評価

パッション(2003年製作の映画)
3.5
あれ?これ面白かったのに評価低いんだね。最後までずーっと集中力途切れずに観れましたし、久しぶりにクズなダニエル・クレイグ観れてウハウハでしたけどね。

これさぁ、おばあちゃん(アン・リード)と息子くらいの歳の男性(ダニエル・クレイグ)の恋の話だと勘違いしちゃうとガッカリすると思うのね。おばあちゃんが夫を亡くして落ち込んでたけど、若い男にちょっと優しくされたらまんまと惚れて、セックスしたらどんどん若返っていって女として生きる喜びを思い出しちゃったようなお話ですかね。もうさー、観ててエグいんだもん。ダニエル・クレイグは妻子持ちでありながら娘と付き合っていて、始めはその恋を止めようとしていたはずなのに、まんまと暴走して娘の恋人とセックスしちゃうんだからね。しかもおばあちゃんとのセックスシーンで妙にリアルに感じたのが、バックから突っ込んで目線はずーっと壁に飾られてる絵画ってのがもうダメだわ…痛いもん。
あと、ちんこ咥えてるとこ絵に書いちゃうくらい暴走しちゃってるおばあちゃんにもドン引きしたし、ラストで本性さらけ出したダニエル・クレイグ見てたらほんとにクズだな~ってニヤニヤしちゃって。
娘が母をグーで殴るとこ超スッキリしましたし、ラスト旅に出るくだりでなんとなくホッとしましたね。
ぜんぜん期待していなかったからか、なかなか面白いものが観れました。満足。
ゆみな

ゆみな