文玧は今年もライブ中

セクレタリーの文玧は今年もライブ中のネタバレレビュー・内容・結末

セクレタリー(2002年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

イラストのジャケット写真がいい。おしゃれ。
親密でいい雰囲気の恋愛映画。
改めて観たらなんかすっごくいいなと思った。
映像が良い、音楽のカッコいいオシャレなSM。リンチっぽい。やってることかなり変態だけどなんか好ましく観れる。
オフィスのインテリアとかリーの部屋とか美術すごく好み。リーの部屋のバスタブがいい。
ミスターグレイはカイル・マクラクランでもいけそう。
マギー・ギレンホールのファッションが良い。ゆるってろっとしたボウタイやシャツ。赤ずきんタイプのレインコート。ラストの白シャツ。
タイトスカートはグレイの好みなのか。どんどんいきいきしていく。
当時映画館に観に行ったしパンフレットも持ってます。
原作の原題もいい。
Bad Behavior.イケナイ行いとかって訳すか。お互いの。
短編の映画化って好き。新たに膨らませられる。
変態ヒギンズと傷だらけイライザ。
フィフティシェイズってこれ少しパクってないか。

プリティインピンクやマネキンで1:9分けしてくっそやな役をやっていたジェームズ・スペイダーがものすごく悪くない。
自分の性癖につきあわせてだんだん
そしてガッツリ自己嫌悪とか
強気で臆病、不安定で超いい感じ。元妻?に仕込まれたのか。結構強烈だったし。なんで妊娠にこだわるのだろう。
元々顔は整ってるから。喋り方にゾクゾクする。マギーも話し方がいい。
グレイになんかハマる魅力。自分もリーになった気分で一挙手一投足にゾクゾクドキドキする。ハマれば。
リーはガッツしハマって開花した。
決定的なあれも
お互い満足してるしいいんじゃないかと。そんなもんだろうカップルなんか。すごかったけど。リー(マギー)の呆然とした表情がすごく良かった。
命をかけた行為も
あれでグレイもリーも腹を決めた。
お互い気になって挙動不審者になって
嫉妬できつく当たってでもそれを喜んじゃって
駆け引きとかでぐっちゃぐちゃになっているの、楽しかった。
冷静に考えると引くんだけど。
自傷するな言うといて
おしりあざになるまでぶっ叩き続けるとかどうなんだ。
ハマっていたが。
あの自傷キット、可愛いといっていいのか混乱。親のことで不安定になってる感じ
かわいそう。
2人だけでどこまでも行っちゃってください。合う人がいて羨ましい。

この2人は相性が合ったけど
一方的だとドン引くセクハラにパワハラ、モラハラでぶっ飛んでる。
でも受け取りてがそれを好ましく思うんだったら愛情で
受け取る側で変わるなと思う。
そこに一般的な意見や常識って入れない。
自分がどう思ってるかが1番大事で
自分が嫌だと思ったらハラスメントだろう。
ラストの表情
これがあたしたちの関係ですけどって表情だったのか。自信が。