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血槍富士のAKALIVEのレビュー・感想・評価

血槍富士(1955年製作の映画)
5.0
George Stevensの『Shane』(1953)、黒澤明の『七人の侍』(1954)をおそらく経て、内田吐夢の『血槍富士』(1955)は撮られたという私の見立て🤓。ラストのオチ、Martin Scorseseの『Taxi Driver』(1976)感もあって観どころの1つです🧐。Paul Schraderの『First Reformed』(2017)まで線で繋げる。現在(いま)とダブって仕方がなんねえ。左から右へ向かって、終盤、右から左へ戻ろうか、と御一行に〔ど〜も、ええこの人ら、地獄みたいな世界で〜ご主人様がええとこに気づくんです。丁度そんな時に〜〕気づきと学びが訪れますね。分かりますか⁉️昔もヒトは成長していたけれどせっかくの芽は摘まれたのです😞。でも権八は信じる。金は天下の回り物。平等原則。新たな7人!と身分の違いのゼロ化!では次は内田吐夢について語ります。左翼思想。満州。甘粕正彦。共産主義。東映。そして『血槍富士』🥳。混迷の時代を生き抜いた内田吐夢ならこう言ったはずだ。「思想のない者はシステムの奴隷である」。相変わらず自分は白雪姫"ちゃん"が大好きです❣️と同時に《法治国家》というアイデアが好きだ。毒りんごを食べる羽目になっても、それまで懸命に生きていきたい。法の庇護下に入りたい。なんかそんな事を考えてみたいのです❗️同じ墓場へ、歩き、、不機嫌そうに、生き残る、、ラストは絶句する。
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