大石航平

スペシャリスト 自覚なき殺戮者の大石航平のレビュー・感想・評価

4.5
映画というよりは、ドキュメンタリーに近い形の映画です。ハンナ・アーレントと併せて観ると良いでしょう。

『悪の凡庸さ』
アドルフ・アイヒマンの裁判中の発言,行動,仕草,表情からハンナ・アーレントはアイヒマンから『悪の凡庸さ』を見出した。

この映画で注目すべき点はアイヒマンの裁判中の全てです。なぜ、凄惨な事を平気でしてしまったのか。アイヒマンは化け物ではない。ただの平凡な人間であったのだ。
大石航平

大石航平