ボーン・イン・イースト・L.A.のfumingのレビュー・感想・評価

スパイキッズの叔父さんでお馴染み、チーチ・マリン主演のコメディ映画。彼の演技がズバ抜けて良い。
全体的にコミカルに、アメリカとメキシコの両方をネタにしたエスニックジョーズに溢れて終始笑える内容になっている。しかし同時に本作は米墨の移民問題を真摯に描いている作品であり、非常にその辺りは真面目である。80年代の映画ながら、社会風刺の効いたテーマと観客を退屈させることなく成立させている本作はもっと評価されても良いのでは無いかと思う。