押せ押せなエマニュエル夫人も素敵ですが、引き押せな東京チャタレイ夫人にこそ、和の味わいを感じました。
夫人の運転事故で車椅子生活を余儀なくされた富豪一族の夫。優しい夫に尽くす夫人。そんな夫人に熱い眼を向ける夫とは真逆な下層筋骨汗男…
日活近くのゴルフ練習場でスカウトされ専属になった志麻いづみさん。上品なお顔立ちが夫人にぴったり。個人的には容貌は好きではないけど好演してると思いました。頑張りました。
ただ、下層男にはもっとたくましさ、筋肉が欲しかった。
あと、あの時の馬は雄がタオルを噛んでいてへぇーと思った。
劇場の男達の思いとは裏腹に、裸は見せるけど後半迄引っ張る展開は良し。召使いの女性のキャラも物語を壊さず良かったです。
原作は知らないけどエロスに走らず夫人の自立というテーマを真面目に描いてました。志麻さんを出演させるにあたり、これはポルノではなく芸術裸映画と説き伏せた為なのでしょうか。分かりませんが。