このレビューはネタバレを含みます
多分この映画を越える作品は自分の中では生まれないと思う。
そのくらいの名作。
登場キャラクター全てに魅力を感じる。
そして、役割分担がはっきりしており一人一人が主人公と呼べるくらいのキャラの重要さ。
どれ一つ欠けてもダメな要素ばかりで、90分という短い時間の制約の中で、原恵一監督がうまく材料を詰め込んで料理をした究極の戦国合戦。
最後のシーンだけを見て、全て見たように語らないでほしい。
断片的に見て評価しないでほしい。
そんな映画です。
「おい、青空侍」
廉姫がいうこのセリフが印象的。
劇中に2回言うのですが、1回目は「おい、青空侍。死にぞこなったようだな」と小バカにした感じで言うのに、2回目は･･･。
この映画を見てから、日常的に空を見上げるようになりました。
