ウェス・アンダーソン監督の長編デビュー作。愛すべきバカたちの成長物語。オーウェン・ウィルソンとの共同脚本で、ウィルソン三兄弟が出演している。映像に関しては、私たちが今認識する「THE ウェス・アンダーソン節」はまだ確立されてない。でも全員アホで憎めない登場人物の描き方はまさに。。なにしろオーウェン・ウィルソンが良い顔してる。資金不足のため彼ら兄弟が俳優として出演したようだけど、めちゃくちゃハマり役。たぶん普通に生きていけず、捕まるのが正解だったディグナンの最後の後ろ姿の切なさ、良かった。いつもひとすじの切なさを入れてくるウェス・アンダーソン作品が大好き。
「愛してると伝えて」のくだりは分かってたのに笑ってしまった。邦題はどうしてこうなった笑
