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悲しみよこんにちはのfのレビュー・感想・評価

悲しみよこんにちは(1957年製作の映画)
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無邪気にはしゃぐ17歳と表情や仕草が年齢に合わないほど大人びた18歳

10代の1年ってすごく大きいし、1つ1つの体験による影響も大きい

10代のうちに人間性はある程度固まるような気がする

人格形成において、周囲にどんな人間がいたか、どんなものに触れたかっていうのが1番大きいのかもなぁ、としみじみ思った

コントロールできるものとできないものが混在する世界に身を置いているからこそ、誰一人として同じ人間にはならないんだよなぁ

いつかの本屋で立ち読みした、『人は食べたものしか排泄できません』という1文を度々思い出す

だからこそ自分で選択して食べるものはよく味わいたいし、選べないものはある程度咀嚼したらいい塩梅で飲み込むことも大事!

全部食べなきゃって思うとしんどくなっちゃうし、しっかり食べたからといって全てが身になるわけでもないからね

ただ、自分も咀嚼される立場でもあることを忘れてはいけないな、と思う

これは大人が教えてくれなかったこと

そして母に求めていたのは、先生ではなく寄り添う温もりだぞ

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セシルのファッションがずーっとかわいくて飽きないというところが救い

圧倒的に水着×シャツ、絶対マネする

ベリーショートだからこそ魅力が際立つ、華奢なデコルテを活かしたスタイリングのバランス感が素晴らしい…

アンリの登場シーンの服もめちゃくちゃ好き

とても参考になる作品だった
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