【本当の詩人は即興で詩を唄う】
動画版▼
https://www.youtube.com/watch?v=NFLUOi_iWTI&t=168s
グル・ダットはどうやらハリウッド映画の影響を受けて、それをローカライズしていくタイプの作家らしい。本作もベースが『サリヴァンの旅』で、そこにミュージカル要素を付与していくスタイルをとっている。
個人的に、主人公が大学で「本物の詩人なら即興で詩を紡げるはずだ、そこの女をテーマにした詩を唄え」とラップバトルか?ChatGPTか?と突っ込みたくなる無茶振りを振られるも、見事に女の心を射抜く詩を紡いで見せる場面がMVPであった。