きょ

コクリコ坂からのきょのレビュー・感想・評価

コクリコ坂から(2011年製作の映画)
5.0
学園闘争への憧れとノスタルジーへの酔い

生きていたわけではない。しかし懐かしき古き良き時代に対する良さが十分に映像化されており、憧れが強まる。

印象的なのは少年少女の生き様。
各々が信念を持っており、確かな生きる理由を胸に抱いている。
時代背景への理解は薄く、第二次大戦後の世界観はもはや新鮮。
しかし皆、現代の平和な日本が見えているかのように希望に満ちている。

青春とは、恋をすることであり、同時に信念を持つことである。
安いラブソングを聴く前に、我々にはやるべき事があった。
きょ

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