山

バッファロー’66の山のレビュー・感想・評価

バッファロー’66(1998年製作の映画)
5.0
人生3回目の鑑賞やけど今回が1番よかった。めっちゃ好きな映画。
何気に初の元町映画館で観れて感激やった。隣の人が笑いのツボ同じやった。
映画始まる前からトイレに長蛇の列ができるあたり、序盤のビリーみたいで1人で楽しくなってた。

高校生の時はこんな男にならんとこうと思ってたのが、大学生になって自分とビリーが重なることに気づいて、今見てみると、ここまで自分はダメじゃないけどやっぱりいつの間にか自分と重ねて観てしまってた。

ダメな男とダメな女の話やけど、どっちも弱くて優しくて繊細で、こういう生き方を自分がすることを肯定してしまいそうになる。

オープニングクレジット、音楽、カメラワーク、エンディング、全て最高。
特にオープニングクレジットがかっこいい映画は名作が多い説唱えたい。

ビリーの赤いブーツ最高やけど自分が履いても似合わんのやろな〜

スミスの曲とかジョナサンリッチマンのI'm straightって曲に出てくるキャラクターとバッファロー'66のビリーがなんとなくダブってみえる。ほんで自分と重ねてしまう。やからいつまでも人に優しければ弱くてもいいって幻想を抱いてしまう。
山