"偽装だけが銃から身を守る"
報復が報復を生む。
イランのアメリカ大使館が占拠され52人もの人質を取られる事件が起き、密かに脱出した6人を救出するべく予想外の作戦を決行する…
製作・監督・主演を務めるベンアフレックはやはり天才だった!!
アカデミー賞作品賞を含む3部門で受賞を果たす!㊗️
CIA諜報員と聞くとどうしてもド派手なアクションを連想してしまうが、今回はドンパチをいかに回避するかという点での活躍だったので、リアルな(?)仕事という感じが伝わってきます。
スターウォーズのパチモンでしかないキャラ、衣装デザインはちょっと可笑しいね笑😁
<最高の最悪案>と言われてただけあって、製作側次第でB級品に一瞬でなりそうな題材。
整理するほど監督すげぇな、ってなるな。
実話のインパクトが大きいからそれだけで強みにもなる。
処刑されるかもしれない危機的状況MAXの中、映画人のフリなんて確かに受け入れ難いし、プレッシャー半端ない、、!
てか確実に殺される未来しか見えない。
立場と見方によって革命か、はたまたテロかガラッと変わってしまうのが恐怖というか世の真理なのかしら。
不当な扱いを受けたから報復し、さらに報復するという地獄のループ。
シュレッダーで裁断した極秘資料を子どもたちの手で一欠片ずつ修復してるのがめちゃくちゃ怖い。
敵意、いや殺意剥き出しのイラン街中を往く恐怖たるや緊迫感やばすぎる!!
アメリカ人というだけでこれほどまでに身の危険が及ぶのか。
空港での最終局面もハラハラドキドキで目が離せない!
アメリカに非がある事実を映画にして、しかも受賞できるということがまだ希望を感じさせる。
多少美化している部分はあるけれども。
"アルゴ クソ喰らえ"