ハヤト

フタバから遠く離れてのハヤトのレビュー・感想・評価

フタバから遠く離れて(2012年製作の映画)
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3.11に鑑賞。

避難した人達は毎晩眠りに着くと、双葉に行っていた
まぶたの裏の故郷はきっと美しいだろう

また原発を稼働させている。電力逼迫や電気代の高騰から世論も原発稼働に対して肯定的になっている。それで良いのだろうか。このドキュメンタリーを観た後、あれから12年も経った事が信じられないくらい国内での風化が進んでいるように思う。町民の帰還も叶い、事態は収束しているように見える。でも被災した人達か帰りたいのは今ではなく、大好きな人達全員が居たあの頃の町。それはどこにも無く、まぶたの裏にしか無い。
悲しみはまたきっといつか起こる。
それに備えて、一生懸命に生きるしか僕らに出来る事はない。
ハヤト

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