藍住

宇宙戦艦ヤマト2199 第三章「果てしなき航海」の藍住のレビュー・感想・評価

4.0
今作ではどれも悲しい話だったが、中でもシュルツの迎える最期に思わず泣いてしまった。
ヤマトクルー達が絶対正義ではなく、ヤマトが滅ぼしたガミラス人の乗った船には悪い人間だけが乗っていたわけではない。
その立場でしか生きられなかった人間も、まとめて葬ってしまったのだ。

『ブレードランナー』的な、ロボットにも心はあるのか?本当に冷たい心を持っているのは人間なのではないか?という着目点も好きだったな。
戦闘シーンで終わらないところがこのシリーズの素晴らしいところ。

個人的にとても好きな話だった。
藍住

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