おけい

ウェイバック 脱出6500kmのおけいのレビュー・感想・評価

ウェイバック 脱出6500km(2011年製作の映画)
3.6
ピーターウィアーについて少し語ると『ピクニックatハンギング・ロック』など個人的には好きな作品が結構あるオーストラリアの監督なのですが、俳優に新境地を与える映画監督しても有名です。

例えば『刑事ジョン・ブック 目撃者』でピーターウィアーがハリウッドに進出して以降、ハリソンフォード、コメディ俳優のロビンウィリアムズやジムキャリー、フランスのジェラールドパルデューの起用で俳優たちが続々と新境地を拓いたのです。

そういう意味では、本作も配役の手腕は見事で見応えある作品でした。最近気になるマークストロングも冒頭出てたのだが、逃亡メンバーに是非加わってほしかった😣

第二次世界大戦中に過酷なシベリアの強制労働収容所から逃亡する決意をした寄せ集めの仲間達によるサバイバルロードムービー。


以下ネタバレ注意❗️




途中、集団農園から逃亡してきた少女(シアーシャローナン)が仲間になり華を添えるが、過酷過ぎる道中ゆえ朽ち果てる姿や、ご老体過ぎるエドハリスが脱落していく様子が辛かった。

本作が全て実話でないにしろ、実際このように危険な旅をせざるを得ない状況に追い込まれたポーランド人がいたことは事実らしい。
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