🎩レナード／ガイ・ピアース👬テディ／ジョー・パントリアーノ
妻が強姦殺害され、復讐に生きるレナード。精神的ダメージから短期記憶しかできなくなり、覚えておきたい事は全て写真とメモ。
最重要な事はタトゥーで身体に刻んだ。
テディにサポートされながら復讐に迫るが、実は自分が保険会社勤務をしていた際に担当した『記憶障害の主人と糖尿病の妻』の記憶がレナード本人の記憶であったことを知らされる。
妻は彼の変化で精神的に参ったが、その中にも愛した彼の面影が残っている事を証明する為にも彼を信じ、身を挺した。
しかし、日々の習慣であっても、愛する妻の生命がかかっていようとも記憶することはできず、死の間際に『変わってしまった』のだと真実を突きつけられるのだった。
つまり、かつて事件の後に妻は助かっていたが、レナード自身が妻の命を奪ってしまった。
更には、テディの手筈で1年半前に真犯人を自身の手で復讐に殺めたが、それさえも忘れて未だに復讐に生きていたのだ。
レナードは記憶を自身で改竄し、忘れたい事は痕跡を残さず、メモを取らずに昇華させて生きていた。
しかし、レールを敷いてきたテディまで自分で殺めたことで、この先はまた未知となった。
