エドワード・ヤン2作目。「カップルズ」より世代が上の、台北を舞台にした恋愛群像劇。
日本のバブル期のトレンディドラマ風だと思った。違いはこちらには音楽がほとんど入らないこと。代わりに街の雑踏などの音が入るのはこの監督らしい。
登場人物が多いので、最初、誰と誰とが繋がってるのかちょっと分かりにくいです。
基本は二人の女性を中心にしているので、自分で人物相関図を頭の中に作りましたよ。
それぞれの思いのなかで、関係性が少しずつズレていくとこなんて、まんま今泉力哉やん。ああ、こちらの方が先か。
結構ドロドロした関係だけどテンポが良いので中々面白いなと思って観てたら、ラストは「カップルズ」みたいに胸キュンが待っていた!エドワード・ヤンって、こんな作風だっけ? 最近の台湾ラブコメの元祖みたい?でもまあ面白かったのでいいです^_^
相変わらず、色使いや夜の街並みは魅力的でした。