はなゲ

エクソシスト2のはなゲのレビュー・感想・評価

エクソシスト2(1977年製作の映画)
3.8
16歳になったリーガン。当時の記憶が無く、ニューヨークの精神病院に通っている。

リーガンの悪魔祓いで亡くなったメリン神父は、『邪悪な力は時に神より強力だ』という思想を教会の一部で異端扱いされており、その死後は著書も公開禁止になっていた。

メリンの実績を誤解から守る為、メリンの知人であり、エクソシズムの経験もあるイエズス会のラモント神父が、メリンの死因と悪魔祓いの真相について非公開で調査するよう、枢機卿(教皇の最高顧問)から命じられる。

リーガンの精神科医ランバート博士は、非科学的な悪魔祓の悪影響で記憶を無くしたと考えており、邪悪の存在などあり得ないと主張。

リーガン、博士、神父の3人は、双方の脳波を同期させる事ができる生物電波の測定器を使い、リーガンの記憶の中に入り込むことを試みた。そこで、かつて悪魔と対峙したメリンの記憶と、悪魔の力が未だに彼女に影響を与えていることを発見する。

「幻想は心の現実」という言葉が印象に残った。

信仰と科学の対立、過去と現在の謎の解明は面白いが、ラストのやり過ぎ感が興を冷ましてしまい勿体無い。
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