天豆てんまめ

ワイルド・スピードの天豆てんまめのレビュー・感想・評価

ワイルド・スピード(2001年製作の映画)
3.6
今、改めて観ると、しみじみ、ヴィン・ディーゼル扮するトレットと、ポール・ウォーカー扮するブライアンの友情の始まりが沁みてくる。

ジョーダナ・ブリュースター扮するミアの初々しさ、ミシェル・ロドリゲス扮するレティは変わらない。

友情か裏切りかの物語構成もこの1作目から最新作まで変わらない。そしてノリのいい音楽と怒涛のカーチェイスと薄着の美女シークエンスがあればそれで満足。

1作目にして、8作まで続く物語の原型の強さは既に完成されている。

でも、ポール・ウォーカーの死を振り払わずして、観ることはできない。

彼の粗削りなカッコよさと無防備さの魅力を改めて再認識する。昔観た時より、随分カッコよく感じる。人間の因果というものをどうしても感じてしまう。

首都高速も走るのが怖い私(運転好きな妻が首都高速担当)が唯一、走り屋気分になれるこの映画。

映画を観て、安全にアドレナリンが出せる貴重なシリーズだと思う😂