今、改めて観ると、しみじみ、ヴィン・ディーゼル扮するトレットと、ポール・ウォーカー扮するブライアンの友情の始まりが沁みてくる。
ジョーダナ・ブリュースター扮するミアの初々しさ、ミシェル・ロドリゲス扮するレティは変わらない。
友情か裏切りかの物語構成もこの1作目から最新作まで変わらない。そしてノリのいい音楽と怒涛のカーチェイスと薄着の美女シークエンスがあればそれで満足。
1作目にして、8作まで続く物語の原型の強さは既に完成されている。
でも、ポール・ウォーカーの死を振り払わずして、観ることはできない。
彼の粗削りなカッコよさと無防備さの魅力を改めて再認識する。昔観た時より、随分カッコよく感じる。人間の因果というものをどうしても感じてしまう。
首都高速も走るのが怖い私(運転好きな妻が首都高速担当)が唯一、走り屋気分になれるこの映画。
映画を観て、安全にアドレナリンが出せる貴重なシリーズだと思う😂