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サンライズのtomoのレビュー・感想・評価

サンライズ(1927年製作の映画)
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今回サンライズを見て感じたことは音楽の力の凄さと声が聞こえなくても楽しめるほどストーリー構成が素晴らしいことです。
映画では人物が発する声によってその人の感情であったり、醸し出される場の雰囲気を感じ取るときが多いと思います。今回は声が一切わからないサイレント映画のためわかりにくいかと思っていましたが、音楽によって登場人物の感情や雰囲気をしっかりと掴むことができました。それほどの力が音楽にはあるのだなと改めて実感しました。
そしてストーリーも素晴らしかったです。昔の映画を私は食わず嫌いしていました。しかしちゃんと主人公の葛藤が描かれており、結婚式のシーンでは私も泣きそうになりました。また展開も面白く、ハッピーエンドを迎えたかと思えば嵐に巻き込まれ妻を失ってしまうという裏切りの要素があったりと起伏に富んでおりとても楽しめました。ストーリーの意外性というのが作品を面白くする要素の一つなのだと感じました。
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