Wacky55

愛情物語のWacky55のレビュー・感想・評価

愛情物語(1956年製作の映画)
4.3
1930年代から40年代かけて、アメリカのポピュラー系音楽を牽引したピアニスト、エディ デューチンの半生を描いた伝記映画。

感想:
非常に感動しました!
特にエディ役を演じたタイロンパワー

1. 活力に溢れた若手時代
2. 一流ピアニストになると同時に大人で魅力的な男性になる
3. 最愛のパートナーを失いもがき苦しむ姿
4. 父親としての自信を持ちはじめる
5. 自分の死を受け入れる、哀愁漂う姿

波瀾に満ちた生涯をおくった一人の男性を見事に演じたタイロンパワーの演技は高評価するべきだ。

また最後の場面は、非常にウルっとしてしまった。彼の死を描写するのではなく、“静かに去っていく、もしくはエディの魂が息子のピーターに乗り移っていった”というふうに描写した所は非常に素晴らしいEndingだった

そして、”To Love Again”、人の心を鷲掴みにさせる素晴らしい曲であるということを感じさせられた。
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