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風雲のチャイナのzoeのレビュー・感想・評価

風雲のチャイナ(1933年製作の映画)
3.5
フランク・キャプラ監督の作品なら…という感じで観てみましたがこれはちょっと私的にはイマイチでした。でも公開当時の時代のことを考えると、こういう映画作るのも公開できたのもすごいなと思う。

中国革命戦争の戦乱の中で、結婚するために上海にいたミーガンとボブは結婚式直前に施設に残された子供たちを助けに行こうと混乱に陥った街に出るが、頭を殴られて意識を失った2人ははぐれてしまう。ミーガンは目を覚ますと軍を支配するイェン将軍の特別列車に乗っていた…というところから始まる悲劇的なロマンスです。

ミーガンの将軍に対して徐々に芽生えてくるほのかな愛情に自分自身が戸惑う様子がとても繊細に描かれていて、特にイェン将軍の夢を見るシーンは印象的でした。

マー・リーを演じるトシア・モリさん、日本の方でびっくり!しかも京都出身の方だなんて、なんだかとても嬉しい…🥰

イェン将軍、観始めてからしばらくして、なんか変だな~と思ったらやっぱり中国系でもアジア系でもなく、スウェーデンの方でした。メイクであの様な目元にしているんだろうけど、やっぱり不自然さが気になりました。
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