地球外生命体

4人の食卓の地球外生命体のレビュー・感想・評価

4人の食卓(2003年製作の映画)
3.1
『猟奇的な彼女』(2001)でアジアのトップ・ヒロインとなった チョン・ジヒョンが、数多くのオファーの中から厳選し、前作とは全く違う役柄に選んで2年ぶりに主演したサイコ・ホラー。

監督はこれが長編初監督作で、本作の後に『20のアイデンティティ/異共』(2004)の1エピソードや『犯人は生首に訊け』(2017)を撮るイ・スヨン。

結婚を目前に控えたインテリア・デザイナーのジョンウォンは、地下鉄で起きた少女毒殺事件を偶然目撃して以来、婚約者が買った4人掛けの食卓に毒殺された2人の少女の霊を見るようになる。やがて、ジョンウォンは、運命の糸に操られるかのように幽霊の姿が見えるという女性チョン・ヨンと出会う。ジョンウォンには7歳までの記憶がなく、チョン・ヨンには他人の過去を見通す謎めいた力があった。2人の運命が交錯するとき、いくつもの事件や登場人物がひとつに繋がり、封印されていた恐ろしい記録が蘇ってくる。なぜ彼には少女の姿が見えるのか、そして彼の心の奥に眠っていた衝撃の真実とは…?

★2003年シッチェス・カタロニア国際映画祭
市民ケーン賞【Best Directorial Revelation】
★2004年百想芸術大賞
新人監督
地球外生命体

地球外生命体