NoAceJustYou

ギフトのNoAceJustYouのネタバレレビュー・内容・結末

ギフト(2000年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

2024/02/16鑑賞。60点。
ビリー・ボブ・ソーントンがこの作品の製作に関わっており、彼の母親は【超感覚】を持っている。
・誰が真犯人なのかすぐに見破れるので、謎解きという観点では微妙。
・青いダイヤモンド

〈あらすじ・ネタバレあり〉
ジョージア州の田舎町ブリクストン。
人の運命を見通す超能力【超感覚(ギフト)】を持つアナベル・ウィルソン(演. ケイト・ブランシェット)は1年前に夫を亡くし、3人の子どもたちと暮らしている。
アナベルは、【ギフト】を使って占いをしており、住民の相談に乗っていた。
夫・バークスデール(演. キアヌ・リーヴス)にDVを受けるヴァレリー(演. ヒラリー・スワンク)や幼少期に性的虐待を受けた整備工・バディ(演. ジョヴァンニ・リビシ)は特に彼女に信頼を寄せていた。

アナベルの息子・マイクは父親を失って以来心が不安定で、担任のウェイン(演. グレッグ・ギニア)を悩ませている。
そのウェインの婚約者・ジェシカ(演. ケイティ・ホームズ)が突如姿を消す。

ジョンソン保安官(演. JK・シモンズ)の依頼を受けたアナベルは、【ギフト】でジェシカの行方を探る。
ジェシカがチェーンに巻かれ、バークスデールの所有する池に沈められているヴィジョンを見る。
ジェシカの遺体が池で見つかり、バークスデールが容疑者として逮捕・裁判が始まる。

ダンカン検事補(演. ゲイリー・コール)は、ジェシカの爪からバークスデールの皮膚が検出された物的証拠を提出。
次に、バークスデールとジェシカの口論を目撃した証人を召喚。
バークスデールは、ジェシカと以前から肉体関係があったことを認め、「ウェインとの結婚を理由にジェシカが別れを切り出してきたので、揉めた」と明かす。
遺体発見の最重要人物であるアナベルが、バークスデールと以前から揉めていたことが被告人側弁護士に指摘されるものの、バークスデールには有罪判決が言い渡される。

裁判の準備で参っていたアナベルは、自分を頼ってきたバディを突き放すようなことを言ってしまう。
アナベル以外に友人のいないバディは失望し、父親を生きたまま燃やして殺害して逮捕される。

ジェシカ殺害事件は解決したと思っていたアナベルの前に、ジェシカのヴィジョンが現れるようになる。
ジェシカがバークスデールの無実を訴えていると気付いたアナベルは、裁判のやり直しをダンカン検事補に訴える。
ダンカン検事補に追い返されたアナベルは、今度はウェインに同じ話をする。

ジェシカ殺しの犯人がまだ野放しだと知ったウェインは、「何か手がかりを得るため遺体の見つかった池に行きたい」とアナベルに頼む。

池の付近に来たところでアナベルは、ジェシカが殺された夜のヴィジョンを見る。
ジェシカ殺しの犯人は、ウェインだった。
バークスデールとの浮気を知られたジェシカは開き直って、婚約破棄&ウェインを男として劣っていると馬鹿にした。
逆上したウェインは、ジェシカを殺害してその罪をバークスデールに着せたのだ。

"ジェシカの死の真実にアナベルが気付けば、きっと自分と結ばれるはず"と思い込んでいたウェインは、恐怖するアナベルを見て、彼女を殺害しようと襲う。
そこに刑務所にいるはずのバディが現れ、ウェインを殴り倒す。

バディは「あなただけは友達でいてくれた。ずっとこの町の支えになってほしい」と伝えて姿を消す。
警察に保護されたアナベル。
バディは拘置所で自殺しており、自分を助けてくれたのは霊体となった彼であることを知る。そして、ひどい仕打ちをしたのに最後には彼が赦してくれていた事実、生きているバディに謝ることができなかった後悔・・・アナベルの目には涙が溢れ出ていた。

ウェインの自白により事件は終結し、アナベルは元の日常に戻る。
NoAceJustYou

NoAceJustYou