このレビューはネタバレを含みます
恋人に家を追い出されて引っ越してきた主人公が、テレビの整備人・ケーブルガイにストーカーされる様を描いたブラックコメディ。
主人公の部屋の近くに駐車したバンの中で監視しながら寝泊まり、勝手に部屋に侵入して最新鋭のオーディオ設備をセッティング、等々のストーカー行為の数々をジム・キャリーが面白おかしく見せてくるという。
監督がベン・スティラーで、主演がジム・キャリーなんて映画があったんだ!っていうところで見始めたのだけど、これはジム・キャリーの固めまくったキャラを、あえてホラーに見せるというちょっと変化球な感じで、これはこれで面白かったかな。
最終的には、主人公への愛憎で色々とやっちゃうケーブルガイは、巨大アンテナに飛び込んで死のうとするが、助かっちゃって次の標的を見つける的なラストだった。
ケーブルガイのテレビを見ることしか無かった孤独な幼少期をちょっと出したり、主人公が正直同情の余地がない感じでどうしようもない奴だったり、ツッコミどころが多かったようにも思うな。