文学作品のセリフには重みを感じる言葉が溢れている。
あのシャーロット・ブロンテの名作文学の映画化された作品を見る事にしました。実に4度目の映画化になっているようですが今回初めての鑑賞でした。原作も読んではいるのですがはるか昔の事で記憶がない程でした。
幼くして両親を亡くし叔母の下に引き取られたジェーン。しかしそこで愛情を受ける事無く単身寄宿舎学校へ収容される。そこでも劣悪な環境で成長して成人となるが・・・。
皆さんご存知の名作文学を原作にしている為に、登場人物のセリフに重みを感じる言葉が非常に多く心に刻まれます。男性から見れば女性は財産や外見で判断されてしまう時代に、自らの生い立ちに拘らず意思をしっかりと固め貫いて生きようとする強い女性の半生を見事に描いて居る様に思います。
イギリス映画の特色を感じる映像の中に身分の違う貴族と使用人である家庭教師の恋をサスペンス感を交えたラブ・ストーリーとして見応えのある作品でした。