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虚栄の市のlemmonのレビュー・感想・評価

虚栄の市(1935年製作の映画)
3.2
成り上がりの女は「悪女」と言われる。
成り上がるには淑女でいられない。
そうさせたのは時代。

欲望に駆られた女は映画になる。
ベッキーシャープは身近にいたら大変だが、遠くから見る分には面白い存在。

84分にまとめていてサクサク進む。

何と言っても初のフルカラー作品。
この4年後に「風と共に去りぬ」と思うと技術の進歩は目覚ましい。

ホプキンスは絶世の美女タイプではないが、勝気な感じはヒロインに合っている😊。
ラストまでブレないキャラクターはコメディとして消化でき、最後まで楽しかった。

ま、実際にいたらやはり関わりたくはないな😅。
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