Jun55

わたしを離さないでのJun55のレビュー・感想・評価

わたしを離さないで(2010年製作の映画)
3.6
Kazuo Ishiguroの小説を読んでから、この映画を観る。
ちなみに、小説自体は、「生」、「死」、「記憶」と興味深いテーマがあり、且つユニークなアプローチもあり自身の評価は高い。

映画化に際して、Kazuo Ishiguro自身が、この映画を監修しているので、小説の筋書き通りにストーリーは組み立てられているのだが、やはり、幾つかの部分は割愛されているので、小説と比べるとどうしても不十分感が残る。

映画自身は消化不良ではあったが、若きAndrew GarfieldやCarey Hannah Mulliganの演技は一見の価値はあると思う。
また、イギリスの風景はうまく描写されており、小説のイメージを補完できたような気がする
Jun55

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