やっぱりカルカン

マスクのやっぱりカルカンのレビュー・感想・評価

マスク(1994年製作の映画)
3.9
犬が大活躍!かわいい!
動物が好きなので、賢くて可愛くて頼りになるマイロ(ジャック・ラッセル・テリア)の活躍に顔がニコニコしっぱなしでした。

この映画は初見で、先に漫画「ジョジョの奇妙な冒険」を見ていたので最初は設定が石仮面に似てるな〜と気になって気になって…
でもだんだんマスクのストーリーに引き込まれていって、ハラハラドキドキワクワクの2時間でした。
たまに映画を見ていて「このシーン長くない?」「えっ今のどういう事?」と思う事がありますが、恋愛・コメディ・動物・ギャング・警察、いろんな要素が入っているのにそれぞれのバランスがとても良くて、過不足ない展開だったと思います。わかりやすくて頭を使わないで見れるところも良かったですね。

CMやモノマネ番組、映画特集などでチラッと見た限り子供の頃は「顔が緑で気味が悪いなぁ…」と思っていたのですが、不思議なもんで見始めるとすぐに慣れました。慣れ親しんだ山ちゃん(山寺宏一さん)の吹き替えでマスクのかわいさが倍増していたおかげで、見た目の強烈さがマイルドになったのもあるのかなと思います。

だいたいどこでもカートゥーン風のコメディ要素かVFXかマスクの奇抜なキャラクターばかりフィーチャーされており、今までまさかこんなに犬要素が多い映画だとは思っていなかったので、しつこいようですが動物好きの私はめちゃくちゃ嬉しかったです!ググったらDVDのジャケット左下にマイロが「笑撃的!」と脳内吹き出しで言っているものがありますね。この映画にとってマイロは重要な存在で、ただの主人公の飼い犬という訳ではないことを表しているいいジャケットだと思います。

素の主人公がいい奴で基本的に真面目なのも個人的に好きな要素でした。マスクをつけてからだんだんスタンリーにマスクの明るくて面白くて強気な性格がうつってきているのも見どころです。
仲間が死んだり胸糞の悪い鬱展開もなく、楽しくてクスッと笑えて爽快感があってハッピーエンドの映画なので見終わった後の多幸感がハンパないです。犬のマイロが無双するシーンも見どころ!最後までいい味出してます。ほんとかわいい(笑)

2021年11月8日(月) 13時40分~15時40分
「午後のロードショー」の録画を視聴。レビューを書きながらもう一回見ています。ハードディスクがいっぱいなのでこの後消す予定ですが、数少ない「残そうかな」と思った映画でした。次に放送されていたら絶対また見ると思います。面白かった!