ティム・バートン監督自身の葛藤と重なる物語。
父との葛藤を「チャーリーとチョコレート工場」でも描いていましたが、この作品も父との葛藤がテーマ🎬
ティム・バートン監督の世界観は割と好きです。
同監督のファンタスティックな世界観っていつも微笑ましく感じてしまう!
しかし、今回の『ビッグ・フィッシュ』は完全なるファンタジーではない。
全てが嘘ではなく、現実にあったことをベースにしているから、最後は現実に戻された感じがして、引き締まる感じがする。
ところで、同監督の作品にはよく『変人』が出てきます。
今回は、巨人の男がそう。
ある意味、サーカス団の団長、アジア人の女性歌手…もそう言えるかな。
『変人』であるがゆえに周りに馴染めない者が、その個性を肯定されていく…。
同監督は、そういう作品が多い。
まさに、『変人』とは同監督自身のことであり、同監督自身の「人に肯定されたい願望」が映画に表されていると思います。
個性的な方々と関わる仕事をしている私としては、同監督の作品は本当に好きです。
「自分は自分らしく生きればいいんだ。」ということを教えてくれるから。
同監督の作品は、子供達にいっぱい見てもらいたい。
そして、自分の個性に悩んでいる人に見てもらいたい。
たくさんの人を勇気付けてくれる監督さんだと思います❣️