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暴力教室のlemmonのレビュー・感想・評価

暴力教室(1955年製作の映画)
4.0
まじでアホなガキは◯ねばいいと思う。


本作、楽しい内容じゃないし、決して熱血漢の先生が生徒を救うといった単純な話でもないが、妙なリアリティがあって、一気にラストを迎えた。

グレンフォードがやはり巧い。
力演せず、変に先入観なく見れた。


この映画、描き込みは足りない。
特に、親が出てこない違和感。
あと、主人公の奥さんの女神のような振る舞いに、強姦未遂事件の後処理がない。


冒頭に出てくる字幕が効いてくる。
とにかくまず訴えかけたかった。
教育現場の現実。
的を絞ったと考えると納得。


いや、ほんと子供だからとか、暴力と指導の境目がわからんが、結局大人だって、見せかけだけで中身が子供のままのやつはいる。
その線引きも難しいが、子供だから許されるとか、子供だから救わなきゃはいいじゃねえのか?やった事実だけで判断でいいのでは?
その時代を作った大人のせい?まあ、あるかもしれんが、、、


当然、手を差し伸べたときに掴んでくるなら助けたい。そこまで。


本作、時代も違うし、国も違うが、結局いろいろ考えさせられた。
いい作品なのだと思う。


疲れた😰。
結局は教育は避けては通れない問題。
教職に就く人たちに敬礼。


ただ本作はある一方向からみた問題なだけ。
モンスターペアレンツ、先生による体罰、、、
考えれば考えるほど凹む😓。



ルイスカルハーンが普通のおっちゃん演じているのを初めて見た気がする。最初出ていたの気付かなかった😅。
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