H川

ベスト・キッド2のH川のレビュー・感想・評価

ベスト・キッド2(1986年製作の映画)
3.5
今時点で本作をアクション映画として期待してしまうと、あれ?ってなると思います💧

では、私はどのような楽しみかたをしたかと言いますと、80年代のアメリカにおける日本文化の浸透具合の検証と考察です✨

空手は道であり、本来は勝敗や優劣を競うものではありませんが、どうしても文化的背景までは理解されずらく、スポーツ化されています💦

主人公の師匠は彼なりのやり方、めちゃめちゃ日本人的な指導で主人公を鍛えていきます。
修行は日常にあり。全ては通じていく。
私なりの解釈ですが💦

そこはロジックや理屈で説明して納得の上、取り組むものではなく、盲目的に集中して行うことで身につけることができる✨

作品を通じて、日本文化がいかに当時は新鮮で、あらたな価値観として理解しようとしているのかが、垣間見れたのはとても嬉しいことでした🎵

盆栽=ミニツリー、演歌=ブルースといった英訳も、師匠が日系アメリカ人という設定も、世界大戦時に起きた隔離政策とかに触れているところも、とても新鮮かつ複雑な心境になりました。

この構え、会社で出ないように気をつけます🤗

おしまい。
H川

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