naka

ペパーミント・キャンディーのnakaのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

高評価だったのですごく久しぶりに再鑑賞。韓国現代史を背景に一人の男性の20年間を描いた作品。時系列をさかのぼる手法は「メメント」より先だとか。時代に翻弄される主人公の人生は見応えあり。全体的な構成や伏線回収は大好き。
ただし、主人公の自殺と自己中な行動は全然共感できないので大幅な減点。あと、韓国の歴史を知っていた方が理解しやすい。
1979年、軍事独裁政権の朴正煕(パクチョンヒ)大統領が暗殺、民主化運動が活発化。80年、光州事件。市民が韓国軍により弾圧。87年、民主化宣言発表。70~90年まで「漢江の奇跡」と呼ばれる経済成長。
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