まりぃくりすてぃ

ペパーミント・キャンディーのまりぃくりすてぃのレビュー・感想・評価

2.1
1999年から70年代まで遡っていくのだけど、序盤の思わせぶりはまあまあとして、94年の段階で面白みが沈んだきり、盛り返しは来ず。
魅力乏しく同情に値しない主人公の、トラウマを、私たちに本当に理解させたいのなら、せめてケレンミなく時系列通りに左向きに彼の人生を辿るべきだった。
40代から20代までを演じた主演男優のオジサン風貌が、オニイサンへと若返っていかなかったのもツラい。

この作品のいろんなツラ点が反省されクリアーされたことで『シークレット・サンシャイン』が創れた。ということでしょう。。