ゴン吉

黄色いリボンのゴン吉のレビュー・感想・評価

黄色いリボン(1949年製作の映画)
4.0
騎兵隊を描いた西部劇で、ジョン・フォード監督の騎兵隊三部作の第二作目。
ジョン・ウェインが主演。 

1876年。西部では白人の侵略に対して、奪われた土地を取り戻そうと先住民の反撃が活発化していた。
スターク砦のブリトルス大尉(ジョン・ウェイン)は退役まで6日を残すのみであったが、最後にC中隊を率いて砦の女性を駅馬車の駅まで護送して送り届ける任務に就く。
無事に駅馬車の駅に到着するが、駅馬車は先住民の襲撃によりすでに焼き払われていた。
やむなく砦に引き返すが…… 

有名な主題曲でオープニング♪
ささやかな恋愛ドラマなど騎兵隊の日常が描かれていて興味深い。
先住民とは小競り合いはあるものの派手な戦闘シーンはないが、騎兵隊の勇ましさが十分に伝わってくる。
西部劇では先住民が軽んじられて描かれることが多いが、本作では先住民もきっちりと描かれており、好感が持てる。
退役の餞別として隊員から贈られた純銀製の懐中時計が効果的に使われており、バッファローの群れやモニュメントバレーを舞台にした雄大な映像も見どころです。   

2021.10 NHK BSPで鑑賞(字幕)
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