ワシ

ブルークリスマスのワシのネタバレレビュー・内容・結末

ブルークリスマス(1978年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

子供の頃、公開間近だった本作のポスターを見て、青い血が衝撃的だった。
作品を観ないまま何十年も経ったが、その記憶は今もなんとなく残ってた。
サブスクで配信中だったので、早速観た。

世界中で発見される青い血の人々。
彼らに対し世界的謀略が進められる…というお話。
特撮の無いSFを標榜し、UFOすら写真での登場。
ポリティカル風味の人間ドラマが展開される。

作品テーマは現代にも通じる、重く深いものだと思う。
偉いジジイ共が密室で決め、末端の若者達が苦しむ構図が胸糞。
その一方、これは仕方ない事だけど、現代ではあり得ない表現が盛り沢山で驚かされる。

勝野洋さんのキャラはまるでストーカーだし、ヒロイン・竹下景子さんとの恋愛もなんか変。
外国人バンドとファンが、おクスリで仲良く逮捕ってのもなんだかなぁ。
最も衝撃的だったのは、血液が青色と判明する場面。
他にやり方あるだろーが!!
ワシ

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