がんびーの

波止場のがんびーののレビュー・感想・評価

波止場(1954年製作の映画)
4.0
誰かがやってくれる、その誰かになりたい。って作品。

やっと観ました大傑作。

今まで古い傑作って呼ばれてる映画にあんまりのめり込むことができなくて「俺の感性の問題か」と思ってたんですけど、これはだいぶ良かったです。マジでのめり込みました。

レイジング・ブルの最後に本作品のセリフを放つんです。それで気になって観たんですけど、多分これがなかったらレイジング・ブルもロッキーも生まれなかったですね。そう思える作品でした。主人公が元ボクシングって肩書きなんですけど、スポーツ映画要素は皆無です。どちらかと言えば、労働者たちが富裕層にプロテストする社会派映画かな。主人公の葛藤と最終的な決断に涙です。

ギャングに牛耳られるニューヨークの湾岸労働者の実態をドキュメンタリータッチで描いた名作。エリア・カザン監督が赤狩りの際の自らの証言行為を正当化しようとした作品とも言われる。アカデミー賞では作品、監督はじめ8部門で受賞。

ぜひぜひぜひ
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