劇場で見るべき映画だった。
今はなきリトアニアの郷愁がありありと映し出されている。
僕には故郷がないからこそ、憧れている何かがそこには写っていた。
最後はウィーンの青果市場が燃え上がって終わる…
2022/09/04
あいち芸術文化センター開館30周年記念
国際芸術祭「あいち2022」連携規格事業
第26回アートフィルム・フェスティバル
16ミリフィルム・日本語字幕版上映
1949年、故…
異郷から過ぎ去った遠い過去への郷愁。掛け替えのない故郷の思い出。暖かく甘美な夢幻的な追憶の旅。タルコフスキー監督の「鏡」で感じたエモーションと似ている。芸術的な映像編集が光る。叙情詩のようで全てが美…
>>続きを読む本当にメカスの記憶を覗き込んでいるようで、終始うっとりする。映像の作為のなさとその素朴さがエモーショナルを喚起する。自分も同じように故郷を映像の中に残したいと思った時に、どこを撮るだろう、誰を撮るだ…
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