このレビューはネタバレを含みます
ロウソクよ…
シドニー・ルメット監督作
…だからではなくて、『このミステリがすごい！2024』の海外部門で8位にランクインした『8つの完璧な殺人』に関係しているから鑑賞してみた。
『8つの完璧な殺人』の中で、もっとも成功確実な"完璧な殺人"が登場する8作の犯罪小説の手法が使われるのだそう。
その8作の犯罪小説のうちの1つが今作の『デストラップ・死の罠』なんだけど、これは原作の日本語版が無さげなので、映画にて鑑賞。
率直な感想としては、確かにおもしろいミステリーだった。
話のほとんどが家の中だけで、登場人物もめちゃめちゃ少ないのに、先の展開を全然読ませてくれない。
誰が誰をどのように狙っていて、結局誰が最後に笑うのか？
物語が二転三転しまくる、緻密な脚本だった。
ただ、あれが"完璧な殺人"でいいの？とは少し思ったけど、時代も考えるとスゴいのかな。
