タイトル決めて、OPクレジット先に撮って、実は脚本まだ出来てなかったんじゃないかと疑いたくなるほどの荒唐無稽さだ。
プロセスなどほとんど無いままに脱獄を成功させ、仲間割れし、7人のうちのほとんどが最序盤で呆気なく消えていく。そのさまを目の当たりにすると、冒頭の丁寧な人物紹介(テロップ)は一体何だったの!?と疑問を投げかけたくもなる。
健さんが強盗殺人するのは定跡外しが狙いなんだろう笑。その場の思いつきで映画の方向性をコロコロ変えてそう。死んだはずの菅原文太再登場も田中邦衛の上に裏ボスがいる設定も。
石井輝男の映画、たま~にしか見ないから雑さすら新鮮で好印象だけど、毎日だったら飽きてくるのかな??