あつ

赤穂浪士 天の巻・地の巻のあつのネタバレレビュー・内容・結末

赤穂浪士 天の巻・地の巻(1956年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

無念の死を遂げた主のため、命を賭して仇を討つ赤穂浪士の忠誠心。

導入口は吉良上野介に対するヘイトを高めに高めていく持っていき方がうまくてこちらものめり込んだ。しかし中盤あたりから見せたいものが多すぎるのか視点がコロコロ変わってノりきれないままグダグダと話が進んでいくような感じ。そのせいで色々な人に焦点を当てているわりに盛り上がりきれなくてずっと消化不良を起こしていた。
そしてなんだかんだあってようやく討ち入りに突入したかと思えば思いのほかあっさりと決着してしまう。これだけ溜めに溜めた割には迫力にかける。

立花左近がピークの盛り上がりだった感。


やっぱり時代劇は白黒の方が好きだな…
あつ

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