タカラのロングセラーおもちゃ"リカちゃん"がアニメになりました。自分の知ってるリカちゃん人形とはまるで別物ですけれど。
この時代の商業的なアニメならではの作風というか。特徴的な絵柄や展開で面白い。男の子ならミニ四駆とベイブレードの販促アニメもといホビーアニメのスタイルも、なんか似ています。
このスーパードールリカちゃんは結構おもちゃ売り場を席巻していたのだけど、普通のリカちゃん人形とまるで別物だから何が受けたのか当時はよく分からなかった。
今思うと、リカちゃん人形のバリエーションの一つとして売れたというよりも、アニメが面白いところに、リカちゃん人形のクオリティで完成度の高いフィギュアが用意されていたらそら女の子は嬉しいわな…と理解できる。
だってセーラームーンとか女の子向けアニメのおもちゃ展開ってコンパクトとかスティックで“なりきり”系ばかりだったもんな…“なりきり”の遊び方と“人形遊び”の遊び方は質が違うんだよね。分かってやってるのかは不明だけど、このスーパードールリカちゃんのおもちゃ展開はヒットして然るべきだったのだなと今思う。
リカちゃん人形との乖離もすごいが、ドール・イサムはさすがに別物すぎる。
